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韓国食品

薬菓(ヤックァ)とは?韓国で流行中の薬菓について徹底解説!

韓国ドラマや映画でもたびたび目にする薬菓

最近では韓国の若者の間で大流行していることから、日本のメディアでもその魅力が取り上げられるようになりました。

今回は、今注目の韓国スイーツ「薬菓」について深堀していきます。

韓国の薬菓(ヤックァ)とは?

薬菓とは歴史ある韓国の伝統菓子のひとつで、生地を油で揚げて蜜に漬けてつくられるその工程から「油蜜菓」という種類のお菓子として位置づけられています。


印象に残る独特な名前の「薬菓」ですが、使われている材料の「はちみつ」や「ごま油」が昔は健康に良い「薬」として捉えられていたことから、その名前が付けられたといわれています。

薬菓はお花のようなかわいらしい形をしています。
低温の油でじっくりと揚げてつくられるので、しっとりとした質感で味は「サーターアンダギー」のような口に広がる優しい甘さが特徴的です。

「薬菓」の歴史

韓国では、古くから親しまれている「薬菓」。
その歴史は深く、高麗時代から王族や民衆の間で流行していたといわれています。
当時のあまりの人気ぶりから、はちみつや油の大量使用による物価高騰を懸念して一時製造禁止令が出されたこともあったとのこと。

そんな長い歴史をもつ薬菓が今、時代を超えて再び韓国の若者を中心に大流行しているのはなぜなのでしょうか。

薬菓が韓国で流行中の理由

薬菓が流行した理由のひとつは、SNSの普及にあります。

薬菓の花の形をした可愛いらしい見た目
アイスやチョコソース、フルーツとも相性抜群なことから、様々なアレンジを加えやすく、オリジナルの映えスイーツを簡単につくることのできる手軽感
そしてついつい手に取りたくなるちょうど良いサイズ感


これらの要素が若者女性を中心に絶大な人気を得て、SNSで「薬菓の映え写真」拡散されたことにより、人気に火がつき、空前の薬菓ブームとなっています。

さらに、韓国の若者の間ではここ数年でファッションや音楽、食べ物に関して
「レトロブーム」が到来していることも関係しています。
レトローブームにより、古い歴史のある韓国の伝統菓子「薬菓」に再度スポットがあたり、人気が急加速することとなったのです。

2024年、日本にも「薬菓」ブームが!?

韓国で爆発的な流行をみせている「薬菓」ですが、SNSを中心に日本でも話題となりつつあり、日本のスーパーや韓国系スイーツ店などでも少しずつ見かけるようになってきました。

また、韓国ドラマや韓国映画にも、実はこれまでたびたび出ていた伝統菓子「薬菓」

今、その薬菓が話題になったことで
「何を食べているのか前から気になっていたけど、これだったのか!」
「あの韓国ドラマのヒロインが食べていたものを日本でも食べたみたい!」
と若者だけにとどまらず、韓国ドラマをみる幅広い世代が薬菓に興味をもつきっかけにもなっています。

これらの注目ぶりから、テレビでも今人気のスイーツとして積極的に取り上げられ始めており、日本にも流行の波が押し寄せています!

薬菓を日本でも食べたい!どこで買える?

最近の薬菓ブームを受け、日本でも少しずつ見かけるようになってきた薬菓。

東京では、新大久保にあるコリアンタウンの飲食店や韓国食材店などでも販売されています。

また、ドンキホーテや業務スーパー、コストコで店頭に並んでいるとの情報も!

日本でもスーパーや飲食店でお取り扱いが増えてきた「薬菓」。日本に住む私たちも、より気軽に手にすることができるようになり、さらに人気が加速していくかもしれません。

薬菓の楽しみ方とおすすめの食べ方

素朴な揚げドーナッツのような優しい味わいからアイスとの相性も抜群で、アイスのトッピングとしてもおすすめです。

また、そのしっとりとした食感から、ナッツ類との相性も抜群で、お好きなナッツをトッピングして食べるのもおすすめ!

最近では、
薬菓×クッキーで「薬菓クッキー」

薬菓×マカロンで「薬菓マカロン」

薬菓×プリンで「薬菓プリン」など

様々なアレンジを加え、進化した薬菓の映えオリジナルスイーツがどんどん誕生しています。

薬菓のほんのり甘い優しい味可愛いらしい見た目は、様々なアレンジがしやすいといえるでしょう。

あらゆるスイーツ素材と相性の良い「薬菓」
今後も流行の波はさらに高まるのではないでしょうか。

当店の韓国料理お取り寄せグルメ

今回は、今大人気の「薬菓」についてお話しました!
美味しいスイーツが盛りだくさんの韓国グルメ!
甘いものをついつい食べすぎると、胃袋を休めたくなりませんか。

当店では優しい味の本格サムゲタンやカルビタン、そして反対に辛いものが無性に食べたくなったときには本格キムチやヤンニョムケジャン、チャンジャなど、幅広い種類の韓国グルメを販売しております。

気になる韓国お取り寄せグルメがございましたら、この機会に是非ご覧ください!

この記事の著者

YUI

熊本県出身。
東京で看護師として働き、2児の母になる。
2015年に本場の韓国料理を食べたことをきっかけに韓国の食文化に魅了される。
現在は、味わい深い本場韓国料理の魅力について追求、発信し、こだわりの韓国グルメを販売している。

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