韓国料理にも昆布が！？韓国料理とも相性の良い昆布の魅力についてご紹介！

昆布といえば日本食のイメージが強いという方も多いのではないでしょうか。

実は海に面している韓国も、日本と同じようにさまざまな料理に昆布が使用されています。

昆布で出汁をとったスープなど、日本と同じような使い方をする場合もあれば、日本では使われない方法で料理されることもあるのです。

本記事では、韓国料理でよく使われる昆布の種類や昆布の栄養素、魅力について解説します。

韓国料理を引き立てる昆布の魅力！

昆布は、料理に自然な旨味を与える優れた調味料です。

主成分であるグルタミン酸が豊富で、他の食材と組み合わせることで相乗効果を生み出し、深い味わいを引き出します。その風味は繊細で、食材の持ち味を損なわずに引き立てるため、重宝されています。昆布だしは手軽に取れるうえ、料理に使うことで健康にも良いミネラルが豊富に摂取できるのも魅力的ですね！

美容にも健康にも嬉しい昆布の栄養素

昆布は栄養豊富な海藻で、特にミネラルやビタミンが豊富です。

昆布に含まれるアルギン酸は、保湿効果があり、乾燥肌のケアに役立ちます。
また、ビタミンCやビタミンEも豊富で、これらは抗酸化作用を持ち、紫外線やストレスによる肌のダメージを防ぎ、アンチエイジング効果をサポートしてくれます。
さらに、昆布にはカルシウム、鉄、マグネシウム、ヨウ素などのミネラルが多く含まれており、骨の健康や代謝のサポート、甲状腺機能の正常化にも役立ってくれるのです。

そして、食物繊維であるアルギン酸が豊富であることから、腸内環境を整え、便秘の改善や血糖値の安定にも期待することができ、全身の健康維持にも効果的です。
このように、昆布は低カロリーでありながら、多くの栄養素を効率よく摂取できる優れた食材なのです！

お好きな韓国料理にアクセントとして加えるアレンジもよし！

韓国でも昔から使われている昆布は非常に栄養価が高いため、積極的に取りたい食材のひとつです！

また、白菜キムチやサムゲタンなど、韓国の定番料理にアクセントとして加えることでいつもと違った韓国料理を楽しむことができるでしょう。

当店では自由に組み合わせ、アレンジのできる韓国グルメを多数お取り扱いしております。

韓国料理でもよく使われる昆布の種類

韓国料理でもよく使われる昆布の種類は以下の通りです。

• 羅臼昆布（らうすこんぶ）
• 利尻昆布（りしりこんぶ）
• 真昆布（まこんぶ）
• 三石昆布（みついしこんぶ）
• 棹前昆布（さおまえこんぶ）
• 根昆布（ねこんぶ）
• 昆布干し（こんぶぼし）

それぞれの種類について、以下で詳しく解説します。

羅臼昆布（らうすこんぶ）

羅臼昆布は、「昆布の王様」と呼ばれるほど高品質で、希少価値の高い食材として知られています。

深みのある出汁が取れるため、スープや鍋などに用いられることも多いです。

利尻昆布（りしりこんぶ）

利尻昆布は、羅臼昆布と並び、三大昆布の一つに数えられ、上品な味わいで高級昆布として知られています。

ダシを取るために使用されることはもちろん、柔らかい食感から漬物や佃煮などに使用されることも多いです。

真昆布（まこんぶ）

真昆布は、昆布の中では最も歴史が古く、高級食材として珍重されています。別名で「山出し昆布」とも呼ばれます。

鍋や佃煮など、さまざまな用途で使用されます。

三石昆布（みついしこんぶ）

三石昆布は、古くから「昆布の王様」と呼ばれ、その深い味わい、豊かな香り、肉厚な歯ごたえで高級昆布として珍重されています。

香りが強いことが特徴となるため、ダシや煮物などに使用されることが多いです。

棹前昆布（さおまえこんぶ）

棹前昆布は、「新昆布」や「青昆布」とも呼ばれます。羅臼昆布や利尻昆布などの品種の若い昆布が棹前昆布として流通しています。

ほかの昆布に比べてなめらかな食感が特徴的ですので、どんな料理にも合わせやすいです。

根昆布（ねこんぶ）

根昆布は、昆布の根元部分を乾燥させたものです。昆布の中では最も太く、固い部分ですが、栄養価が非常に高く、濃厚な旨味を持つ希少価値の高い昆布として珍重されています。

他の昆布と比べてビタミンやミネラルなどの栄養分が豊富含まれているため、健康志向の方にもおすすめです。

昆布干し（こんぶぼし）

昆布干しは、昆布を天日干しや機械乾燥などで乾燥させたものです。
だしを取るために主に使用されます。